2020年05月22日

吉水弁財天堂

緊急事態宣言解除の翌日、用事があって出かけ、久しぶりに四条河原町界隈を通りかかった。見たこともない光景。人通りの少なさもさることながら、日本人だけがいる京都の繁華街というのは異様である。

新型コロナウイルスが流行る前まで、八坂神社までずーっと、色んな所から来た人々で賑わっていたのに、、、

だんだん人が少なくなるのは、八坂神社を越えた辺りからだった。

以前、暇に任せてその裏手の山道をどんどん登って行った時、二十分ほど歩いた辺りだったか、なかなか素敵なお堂に出くわしたことがある。

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入口は石鳥居だが、建物は仏堂。奉納された赤提灯がなかなかの味を醸し出している。如何にも庶民信仰風の弁財天の祠。

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時宗安養寺の飛地境内・境外仏堂である。私の好きなパターンだ。

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お堂の周りには苔むした石塔や小祠が散在する。鎌倉時代の文化財も無造作に置かれているのが面白い。雨降りの天気もあって、暗くてじっとりじめじめ、ホラーというか、オカルトというか、なかなかの雰囲気だ。

吉水弁財天堂1.jpg


そんな寂しげな所でも、外国人観光客の姿がちらほら見えた。けっこう真面目に手を合わせて拝んだりしていているので感心していると、目があってしまった。屈強そうな色黒の人からにこやかに「コンニチワ」など言われて恥ずかしかったのを覚えている。

それ位、前は外国人観光客をよく見た、という話。

緊急事態宣言が解除されても先のことは分からない。世界中の人が海外旅行を「自粛」するようになれば、観光に依るところが大きい京都は特に地盤沈下が激しいだろうと、上司がしきりに不安がっていた。

*吉水弁財天堂(時宗安養寺の飛地境内・境外仏堂)
仏教 時宗
605-0071 京都府京都市東山区円山町474-1
(阪急「京都河原町」京阪「祇園四条」下車、四条通を東進、八坂神社を越えて、その裏手の丘をずっと登る。)
管理人の訪問日:2018年12月22日
posted by HIRO at 23:24| Comment(0) | 仏教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする