2014年06月08日

太原文廟

儒教
中国山西省太原市文廟巷40号
0351-2029491
鉄道「太原」駅から北西に徒歩15分ほど
管理人の訪問日:2014年3月26日

中国各地の孔子廟は色んな目にあっている。ケバケバしい飲み屋街に占領され、「孔子の面子丸つぶれ」という所もあった。
http://gompa.seesaa.net/article/376529300.html

今は儒者というのもいないし、大陸では、香港のように宗教として認められている儒教教団もない。孔子廟を儒家のための儒家の施設として存続させることは不可能だ。

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ただし、共産中国での孔子の評価は意外と悪くない。明確に当局に批判されたのは、1970年代、文革中の「批孔批林」の時代ぐらいではないか。今は世界各地に「孔子学院」が設立され、中国政府が中国語を広めるのに役立っている。

DSCN2843.jpg


「山西省民俗博物館」となった太原文廟も、孔子という人物を顕彰しているという点においては、相当に孔子の面子を保つ格好になっている。「中華伝統文化を弘揚すること」を主題としているとの由で、孔子をくわしく紹介する展示をやっていた。

DSCN2850 - コピー.jpg


一方で、若くして殉職した解放軍の英雄「雷鋒(らいほう)」に学べ云々という赤い幕を、廟の中にデカデカと貼っていた。やっぱり共産党が偉いと言いたいのだろう。

DSCN2846.jpg


孔子という人の面子は保ちながら、誰が主人なのかということには釘をさす。これも儒教的パターナリズムに相違ない。
ラベル:儒教 山西 中国
posted by HIRO at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 儒教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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