2015年02月21日

石仏(飫肥城址)

宮崎の友人が飫肥(おび)城址に連れて行ってくれると言ったとき、私はひそかに「では稲荷の祠をさがそう」と思った。城と狐は特別の関係があって、城には稲荷が祭られていることが多い、というようなことを柳田国男が書いていたから(柳田 2011:70-73)。

DSCN6413.jpg


行ってみたら稲荷社はなくて、代わりに如意輪観音などの石仏・石神像があった。その前に榊が差してある。

この界隈は明治時代の廃仏毀釈が徹底した所で、今でも寺は少なく神社がやたらと多い。

神前に供える「榊」を仏像に捧げている。友人によれば神道が盛んな宮崎では、榊はどこでも手に入るありふれた品物だとのこと。新たな形で神仏習合しているわけだ。

参考文献
柳田国男2011『孤猿随筆』岩波文庫.

*石仏(飫肥城址)
仏教
〒889-2535 宮崎県日南市飫肥10丁目1-2
0987-25-4533
(JR飫肥駅から徒歩15分。石仏は「松尾の丸」近く。)
管理人の訪問日:2015年2月14日
posted by HIRO at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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