2018年05月03日

后宰門基督教堂

大明湖畔、后宰門街のプロテスタント教会は「キリスト教会」と大書してあり分かりやすい。

済南基督教会1.jpg


聖書・論語の「対読」の集まりがあるらしい。「対読」は対照して読み比べることらしい。やはり山東省は儒教の影響力が強いのか。

済南基督教会2.jpg


そこで何を言うのか、どんな話し合いがなされるのか。

ヨーロッパのキリスト教の宣教師が最初に中国に入った明代では、宣教師は儒教がキリスト教の倫理と矛盾しないと称揚したが、近代に至ってキリスト教側は儒教を封建道徳として激しく非難するようになる。

ということは、キリスト教の様々な伝統や論理をもってすれば、何に対して如何様にも評価付けできるということだ。

例えば、孔子は「自分がしてほしくないことを人にするな(『論語』顔淵第十二・衛靈公第十五.)」と言ったが、イエスは「自分がしてほしいように人にもしてあげなさい(マタイ 7:12)」と言った。

これは同じとも言えるし、逆とも言える。また、似たようなことだがキリスト教の方が積極的だとも言える。

これは単に私が言っていることであって、済南のクリスチャンたちが教会の中でそのように「対読」しているということではない。例えば、の話である。ただ、儒家とキリスト教の関係について、好きな結論が出せるのは確かだろうとは思う。

だから、現在の体制の内部にある中国キリスト教においては、「キリスト教は中国文化に矛盾しない。私たちは土着化したキリスト教を作るべきなのだ」とか言いそうな気がする。

推測に過ぎないが。

*后宰門基督教堂
キリスト教 プロテスタント
中国山東省済南市歴下区后宰門街105号
(11路バス「府学文廟」下車。大明湖路から曲水亭街を南下、后宰門街との交差点から少し東に入る。)
管理人の訪問日:2016年8月14日
posted by HIRO at 23:07| Comment(0) | キリスト教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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