2019年08月15日

昆陽寺

伊丹市内では有名な寺なのだが、私が行ったときはひっそりした感じだった。

昆陽寺1.jpg


木が多く植えられている分、全体的に暗めになっている。

昆陽寺2.jpg


街中にある割には広い境内で、本堂、観音堂に納骨堂、、、立派な堂宇の外、至る所に古さびた石造物が安置されている。

昆陽寺3.jpg


ある空間では多数の小さな石仏が四国八十八か所の各札所を代表している、大きな真言宗寺院でよくあるパターン。お遍路さんの疑似体験ができるという設定だ。

昆陽寺7.jpg


加えて、別の一画には、西国三十三番霊場を代表する石仏も、、、両方とは、なかなか欲張りだ。多宗派共存である。

昆陽寺4.jpg


さらに、役行者の像。修験道の影響も受けていることが分かる。小さな神社とか色んなものがある。神仏習合。真言宗にこだわらないのが真言宗である。

うす暗い杜の中、そんな多種多様のモニュメントが立ち並ぶ。

昆陽寺5.jpg


とか、思っていたら忠魂碑登場。脇に兵隊さんの石像が立っている。素朴さに何とも言えない凄みを感じる。まじめにキッチュな物を造っていたら、もはやキッチュなどと言ってはいけない。怖がっていいぐらいだ。

レトロというのはまだどこかしら演出的なアナクロで、この寺はむしろ昏い土俗的なおどろおどろしさにあふれている。

昆陽寺6.jpg


そういえば、お遍路さんも死装束だったと思い出す。「メメント・モリ」を強烈に意識させる古刹。

*昆陽寺
仏教 高野山真言宗
〒664-0026 兵庫県伊丹市寺本2丁目169
072-781-6015
(阪急伊丹線「伊丹」より市バスで「昆陽の里」下車すぐ)
管理人の訪問日:2016年7月24日
posted by HIRO at 12:50| Comment(0) | 仏教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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