2014年04月16日

草庵寺

マニ教
中国福建省泉州晋江市紫帽鎮羅山街道蘇内社区
0595-85983962
(泉州バスターミナルから安海行きのバスに乗り、途中下車すれば行けるらしいが、私が行ったときはよい時間帯のものがなく、タクシーの運転手に往復200元で行ってもらうことにした。高かったかもしれない。)
管理人の訪問日:2013年3月25日

晋江にはマニ教寺院が残っているというから行ってみた。確かに風変わりな素朴な仏像が祭ってあり、「マニ光仏」と書かれていた。お堂の中に座っていたお姉さんに「マニ教徒?」と聞くと、「仏教徒!」という不機嫌なご返答。

ここで写真撮影をしようと思ったのだが、カメラの電池切れでかなわず。充電していたはずなのにおかしいなと思った。

帰りの車の中で、「あのお姉さんは実はかくれマニ教徒で、それがばれそうになったからあんなに怒っていたんだ。自分たちの秘密がばれそうになったから私のカメラに細工をして写らないようにしたに相違ない。」という妄想を楽しんでいた。

でも、そんなことはないのだろう。多分。

よく「現存する唯一のマニ教寺院」と書いてあるが(例えば「百度百科」の解説など)、仏教寺院の仏像がたまたま造られた時にマニ教のものだっただけである。例えばヨーロッパのどこかに「黒いマリア像」として崇敬されている像があって、学者が鑑定したらエジプトの「イシス像」だと分かったとしても、「今日まで古代エジプト宗教が残存している」とはいえないだろう。

お堂の中には、やはり紙銭が置いてあり、マニ光仏の近くには観音や関帝の小像が並べられていた。マニ教は、(仏教と言うよりも)福建一流のすてきにパワフルな民間信仰に飲みこまれてしまったようだ。

百度百科「晋江草庵寺」
http://baike.baidu.com/link?url=6SfiPez5ww3cIUxY7gcGP8Bi4BUGQJTp9GQhv4fTIEuL6bNXDet9a1-J0kd2KIbnKeuNQ3AouT9l8AL9RWEhMa
posted by HIRO at 11:08| Comment(0) | マニ教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする