2019年06月23日

御香宮神社

「日本第一安産守護大神」とある。

御香宮神社1.jpg


祭神は神功皇后。

御香宮神社2.jpg


仲哀天皇の后にして朝鮮半島に攻め入ったという伝説上の人物である。帰国後に応神天皇を産み落としたという。

御香宮神社5.jpg


乱暴な伝説なので、神社としてはあまり表に出したくないかもしれない。今は慈母のような、ソフトなイメージを出している。しかし、これが安産の神様というのがすごい。無理をしていたのに無事に赤ちゃんを産みました、ということなのだろうが、そもそも妊娠中に戦争に行ってはいけない。

「スターリン平和賞」という言葉を思い出す。関係ないけど。

で、境内に豊臣秀吉と徳川家康の両方を祀っているのも目を引くところだ。

御香宮神社3.jpg


確かに、この神社は秀吉からも家康からも寄進を受けているし、江戸時代は徳川御三家に本殿修復を手伝ってもらっている。

東照宮は江戸時代からあったのだろうが、江戸時代は豊臣家滅亡後に秀吉を祀るのが禁止されたはずだから、秀吉の豊国社は明治以降のものである。

御香宮神社4.jpg


徳川家の恩を受けているが、鳥羽伏見の戦いでは官軍(薩摩藩)の屯所になったとの由。時代が変わっても家康を祀り続けたということは、何か罪悪感のようなものがあったのだろうか。

秀吉と神功皇后とが何つながりかは、、、まあ、、、

*御香宮神社
神道
〒612-8039 京都府京都市伏見区御香宮門前町174
075-611-0559
(近鉄「桃山御陵前」、京阪「伏見桃山」から大手筋を東進。)
管理人の訪問日:2019年5月11日
ラベル:日本 京都 神道
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2019年04月07日

山王社(宝塚市山本文化会館前)

選挙があるたび、投票所の前に壊れた地蔵堂があるのを目にしていた。

http://gompa.seesaa.net/article/439894833.html

が、今回統一地方選挙の関係で又そこに行ったら、お堂が新しくなっていた。で、お堂は二つあって、奥の方は地蔵堂ではなく、「山王社」であると判明。何かしらす干しの中にタコやイカを見つけたようでうれしくなる。

山王社.jpg


祠の中をのぞくと、「三王社 昭和六十何年奉納」とか何とか書かれた額が入っている。

「三王」でもいいのかもしれないが、通常は「山王」である。天台宗の守り神としての「山王権現」。今でも山王神社と名乗っているところもあるが、神仏分離以後、比叡山ふもとの総本社は日吉神社となり、今は日吉大社と称している。日吉とか日枝とかいうのが多い。「溜池山王」の「山王」だ。

この投票所前の祠も、神仏習合時代に山王権現として勧請されたものだろうか。「三王社」と誤記されたりしながら、時代が下って荒れ果てたものの、平成も終わりになってリニューアルされた、、、と考えたら、何か楽しくないだろうか。

他の人は別に楽しくないかもしれないが、私は楽しい。しらす干しの中にタコやイカを見つけたようでうれしいしね。

*山王社(宝塚市山本文化会館前)
神道
〒665-0883 兵庫県宝塚市山本中2丁目
(阪急「山本」下車南西へ徒歩10分。「あいあいパーク」より西より。山本文化会館前)
管理人の訪問日:2019年4月7日
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2019年04月06日

皆中稲荷神社

何のイベントもない平日の昼日中、新大久保の界隈は若い女性が群れをなしていた。いつもこうなのかどうかは知らないが、韓流アイドル関係のお店がたくさんあるからなのだろう。

皆中稲荷神社.jpg


そのJR新大久保から大久保方面に少し行ったところに、「皆中稲荷神社」という小さな神社がある。「皆中」には「みなあたる」の意味があるとの由で、江戸時代に幕府鉄砲組に信仰されていた。

それが今でも結構たくさん参拝客を集めている。「コンサートチケットが当たりますように」と書かれた絵馬が鈴なりに掛かっていた。

ああ、やはりアイドル好きの女性向けか、、、、と思っていたら、おっさんの姿も。(※私ではない、私以外の)

絵馬を再見すると、コンサート云々の願い事の中に「賭け事に当たりますように」というのがちらほら混じっていた。

皆中稲荷神社は時代の変化にうまく乗っていると思う。とはいえ、鉄砲組がなくなってから、韓流アイドルの店に群がる女性たちを引きつけるまでの結構長い間、賭博好きばかりがこの神社に来ていたのだろうか。それはそれでお寒い話である。

*皆中稲荷神社
神道
〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目11−16
03-3361-4398
(JR「新大久保」から「大久保」方面(西)に少し行ったところ)
管理人の訪問日:2019年2月20日
ラベル:日本 神道 東京
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